ピアノのコードの覚え方が難しい?複雑な7th(セブンス)も簡単に解説!

目次

セブンスコードとは??

アルファベットの右に「7」と、数字の書いてあるコードを、セブンスコードと言います。

C7・Cm7・CM7・Cm7(b5)・CmM7

 

これが、みんなを、混乱に叩き込むコードなのです!!!

セブン!?何???7つの音を弾くってこと?

 

違います。

 

順を追ってみていきましょう。

 

セブンスコードは4つの音を弾くコード

3つの音を鳴らすコード

以前見た、「C」「F」「Cm」などは、三つの音を鳴らすコードでした。

「C」は、このように演奏しましたね。

詳しくは、こちらの記事にて。

[blogcard url=”http://marisa.fun/easy-pianosong/”]

 

アルファベットの後ろに、「7」の文字が無い場合
基本的に3つの音を鳴らすコードです。

*「6」や「dim」など、例外もあります・・・。

 

4つの音を鳴らすコード

3つだけでは、音楽的につまらない?!ということで、
時代が現代に近づけば近づくほど、一度に演奏する音の数は増えていきました。

つまり、コードが複雑になっていきました。

7th(セブンスコード)の誕生です。

7th(セブンスコード)のおかげで、1つの曲のなかで、様々な表現をすることが可能となりました。とても奥が深く、音楽の発展の基礎を支えてきた、素晴らしいコードなのです。

 

実際に弾く鍵盤を探してみよう!

メジャー系7thコード:例「CM7」

「CM7」の読み方は、「シーメジャーセブン」と読みます。

考え方としては、「C」+「M7」と考えます。

まずは、「C」=「シーメジャー」を探します。

左手で演奏します

「C」=「シーメジャー」は、小指をと中指の間が、3鍵盤でした。

詳しくは、こちら。

[blogcard url=”http://marisa.fun/piano-chord-m/”]

 

音楽の公式

「メジャー」=「小指と中指の間を3鍵盤空ける」

 

続いて、「C」+「M7」の、「M7」ですが、
これは、「メジャーセブン」と読みます。

メジャーの場合は、3鍵盤の間を空ける!

今度は、どこと???

親指で演奏している音「ソ」から、
3鍵盤空けて、右側の音を演奏します。

つまり、今回は、「シ」

とりあえず、今は、右手を使いましょう。

実際に、演奏する場合は、左手の「人差し指」を使ってこのように演奏します。

 

マイナー系7thコード:例「Cm7」

「Cm7」の読み方は、「シーマイナーセブン」と読みます。

考え方としては、「Cm」+「m7」と考えます。

まずは、「Cm」=「シーマイナー」を探します。

左手で演奏します

音楽の公式

「マイナー」=「小指と中指の間を2鍵盤空ける」

詳しくは、こちら。

[blogcard url=”http://marisa.fun/piano-chord-m/”]

 

続いて、「Cm」+「m7」の、「m7」ですが、
これは、「マイナーセブン」と読みます。

マイナーの場合は、2鍵盤の間を空ける!

今度は、どこと???

親指で演奏している音「ソ」から、
2鍵盤空けて、右側の音を演奏します。

つまり、今回は、黒い鍵盤の「シ♭」

*♭については、のちほど・・・。

こちらも、慣れてきたら、「人差し指」を使って左手のみで、
演奏してみてください。

メジャー&マイナー系7thコード:例「C7」

ここからが問題。だいたいわけわからなくなるのは、このコードからです。
でも、いちば〜〜〜んよく出てくるコードなので、
必ず覚えましょう!!!

「C7」の読み方は、「シーセブン」と読みます。

考え方としては、「C」+「m7」と考えます。

まずは、「C」=「シーメジャー」を探します。

左手で演奏します

ここから、先ほどの「M7」とは、違うコードとなります。
先ほどの「M7」では、「ソ」から、3鍵盤空けて、「シ」を演奏しました。

でも、今回は、「m7」としての音を探します。

マイナーの場合は、2鍵盤の間を空ける!

 

ということで、こうなります。

こちらも、慣れてきたら、「人差し指」を使って左手のみで、
演奏してみてください。

 

つまり、「C7」というコードは、
メジャーとマイナーの混合型なのです!

 

なんで、そんなコード作ったの〜〜〜?!という声が聞こえてきそうですが、
こういう、混合型というのは、不安定な響きを作ることができるのです。
人間の感情は、様々に揺れ動きますよね。
そんな繊細な心の動きを表現するには、このような不安定な響きがとっても合うようなのです。多くの曲で、と〜〜〜〜〜ってもよく使います。

 

マイナー&メジャー系7thコード:例「CmM7」

このコードは、あまり見かけないコードです。
響きが不安定すぎるので、サスペンスドラマのような響きになってしまいます。

「CmM7」の読み方は、「シーマイナーメジャーセブン」と読みます。

考え方としては、「Cm」+「M7」と考えます。

 

まずは、「Cm」=「シーマイナー」を探します。

左手で演奏します

続いて、「Cm」+「M7」の、「M7」ですが、
これは、「メジャーセブン」と読みます。

メジャーの場合は、3鍵盤の間を空ける!

親指で演奏している音「ソ」から、
3鍵盤空けて、右側の音を演奏します。

つまり、今回は、「シ」

 

ジャズの曲だと、「NICA’S DREAM」にて、
この、コードが出てきますね。

やっぱり、ドリームな感じ・不安定感が出しやすいコードなんでしょうね。

 

動画での解説は、こちら

 

まとめ

今日は、7thコードの押さえ方について考えてみました。
ぜひ、音楽を豊かに表現できる「7thコード」をマスターしましょう!

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