黒鍵はピアノで嫌われる場所?
ピアノは、白と黒の鍵盤で作られた楽器ですが、とにかく嫌われるのは、この黒い鍵盤。
白い鍵盤よりも、細いし、高さも高いし、難しい感じがするんですよね。
確かに、黒い鍵盤がたくさんになると、弾きづらいです。
わかります。
見た目がね、よくないのよね。
ギターにもこの黒い鍵盤の音は存在するけれど、見た目が変わらないから弾きやすい。
黒い鍵盤=キライ・苦手
そんな皆様へ。今日は、徹底的に黒い鍵盤を克服していただきます!
フラットと、シャープのコードは実は少ない
見た目に騙されないように!
黒い鍵盤というのは、実は、5つしかありません。
みんなを悩ませる、黒い鍵盤から始まるコードは、5つしかないのです!!
ちなみに、白い鍵盤から始まるコードは、7つ。
ただ、書き方が2通りあるので、まず、ここで混乱します。
♭(フラット)と#(シャープ)についての詳しい説明は別の機会に・・・。
ジャズでもポップスでも、多いのが、「Bb」
ジャズの場合は、♭(フラット)系の曲が多いので、
ほとんど#(シャープ)のコードを見かけることはありません。
なので、初めは、
5つの♭(フラット)系のコードを覚えれば大丈夫!
そのなかでも、よく出てくるのは、
「Bb」
でも、実は、この「Bb」のコードが一番ややこしい・・・・。
なので、みんなが混乱する。笑
ポップスの楽曲の場合、歌う方の「声の音域=キー」に合わせて曲が作られるので、
#(シャープ)系も、多くなります。
こちらは、かなり複雑なコードも出てきますね。
でも、初めに弾きやすい曲は、
このようになっている楽譜。
ここでも、「Bb」が一番たくさん出てくるので混乱してしまうのです・・・・。
重要なのは、小指と親指の鍵盤の位置
団子3兄弟の下と上
「C」のコードを演奏するときに、まず、団子3兄弟の下と上を見つけにいきました。
詳しくは、こちら。
[blogcard url=”http://marisa.fun/easy-pianosong/”]
この団子3兄弟の下と上を探すこと。これが、コードをマスターするときの鍵になります。
黒い鍵盤の場合は黒い鍵盤
団子3兄弟の下と上を探すときには、
基本的に、黒い鍵盤には、黒い鍵盤。
白い鍵盤には、白い鍵盤という組み合わせになります。
演奏するときには、
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指
を、使います。
例:「Db」=「C#」
団子3兄弟の下と上は、「黒い鍵盤には黒い鍵盤。」
黒い鍵盤からスタートする音が、「レ♭」の場合は、上に乗る音符は、「ラ♭」です。
左手の小指と親指で弾いてください。
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指です。
二つの音の間には必ず2つの黒い鍵盤が入ります。
例:「Eb」=「D#」
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指です。
二つの音の間には必ず2つの黒い鍵盤が入ります。
例:「Gb」=「F#」
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指です。
二つの音の間には必ず2つの黒い鍵盤が入ります。
例:「Ab」=「G#」
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指です。
二つの音の間には必ず2つの黒い鍵盤が入ります。
ここまでは、
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指でした。
このルールから外れる、例外が「Bb」
例外が「Bb」のコード
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指です。
二つの音の間には必ず2つの黒い鍵盤が入ります。
でも、「Bb」の場合は・・・・・。こうなる。
黒い鍵盤と白い鍵盤が混じってる〜〜〜〜!!!
これが、混乱を招く原因。
でも、黒い鍵盤の小指に、白い鍵盤の親指
となるのは、「Bb」だけです。
*注意:コード「B」は下が白い鍵盤・上が黒い鍵盤となります。
メジャーとマイナーの考え方は変わらない
団子3兄弟の末っ子と、長男さえ決まれば、あとは、いつもと同じです。
メジャーコードの場合
小指と中指の間に入る鍵盤の数を3鍵盤とする!
と決まっていました。
「Bb」の場合は・・・・
マイナーコードの場合
小指と中指の間に入る鍵盤の数を2鍵盤とする!
と決まっていました。
「Bbm」の場合は・・・・
と、なります。
考え方は、セブンスコードの場合でも、変わりません。
[blogcard url=”http://marisa.fun/chord-seventh/”]
まとめ
<音楽の公式>
♭(フラット)や、#(シャープ)から始まるコードは、5つしかない!
♭(フラット)や、#(シャープ)から始まるコードの場合
黒い鍵盤の小指と黒い鍵盤の親指で弾く。
間には必ず2つの黒い鍵盤が入る。
「Bb」・「シ♭」から始まるコードは、例外で、
黒い鍵盤の小指と白い鍵盤の親指の組み合わせになる。
今回は、この3つを覚えましょう〜