コードの中では、最も難しいコードかも
数あるコードの中でも、それなりに何回も出てくる「dim」。
初心者の皆様が、
もっとも嫌うコードはこの「dim」です。
かくいう私も苦手でした。
でも大丈夫!
今では、多くの生徒さんが得意になった覚えるコツがあります!
ぜひ、マスターしましょう〜。
読み方
読み方は、「dim」=「ディミニッシュ」と読みます。
これは、「ディニッシュ」。
パンの一つの種類です。
パンは、置いておいて、
「Cdim」と書いてあれば、
「シーディミニッシュ」
と、読みます。
意味
まず、dim(ディミニッシュ)の意味を確認しましょう。
「diminish」という英単語に「減らす」という意味があります。
確認ですが、
「minor(マイナー)」は、「〜より少ない」という意味でした。
詳しくは、こちら。
[blogcard url=”http://marisa.fun/piano-chord-m/”]
「減らす」という意味。
間に挟まれている鍵盤の少ない方を選ぶとかではなく、
何かから「減らす」というこの強い意味が、
「diminish」を覚える時に必要なニュアンスです。
基本はm7。鍵盤で確認してみよう
「dim」は、
4つの音を演奏するタイプのコードです。
例:Cdim
基本は、「少ない系」のコードということで、
「Cm7」から作ります。
Cm7
m7についての解説は、こちら。
[blogcard url=”http://marisa.fun/chord-seventh/”]
Cm7(♭5)
ここから、次に「少ない系」のコード。
「m7 (♭5)」=
「ハーフディミニッシュ」を作ります。
「m7(♭5)」は、「マイナーセブンフラットファイブ」と読むか、
「ハーフディミニッシュ」と読むかのどちらの読み方もあるというご紹介は、
こちらの記事にて。
[blogcard url=”http://marisa.fun/where-is-b5/”]
「Cm7(♭5)」を作ってみます。
数えてみよう
ここで、「Cm7(♭5)」の、
音と音の間の鍵盤数を数えてみてください。
「ド」と「ミ♭」の間は、2鍵盤。
「ミ♭」と「ソ♭」の間も、2鍵盤。
ここからさらに「減らす」と「dim」のコードになります。
どこを減らすの???
Cdim
「ソ♭」と「シ♭」の間は、3鍵盤あります。
ここの間を、1つ鍵盤を少なくしてみましょう。
「ソ♭」から、2鍵盤間をあけると、「ラ」になります。
はい。これが、「dim」のコード。
音と音の間が、2鍵盤、間が空くのは、m(マイナー)系のコードでした。
全部の音と音の間が
2鍵盤になるコードのことです。もっとも音と音の間が、狭いコード!
覚え方のコツ
実は、一番覚えやすい「dim」のコード。
と、覚えましょう。
例:D♭dim
まずは、D♭を探します。
そこから、2鍵盤ずつ間を空けると・・・・。
できた!
まとめ
「dim」コード。
苦手意識の多い方が多いコードですが、実は、一番覚えやすいコード。
ぜひ、マスターしてみてください。