32分音符のリズムの数え方は?弾き方のポイントと速く演奏するコツは?

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32分音符とは・・・・?

ここまでたどり着いている方は、
32分音符について、知識のある方、
わかっている方だと思いますが、おさらいしたいと思います。

図は、4分音符・8分音符・16分音符・32分音符の順番に並んでいます。

32分音符とは、4分音符を、一つ演奏する間に8個の音が鳴るということ。
まぁ、早いスピードで演奏しなくてはいけない音符となります。

難所となることが多いですね。

 

数え方

言葉を当てはめてみる

先ほどの図にある32分音符を数える場合に、
「タカタカタカタカ・・・・」と数えて弾くのもいいのですが、
それだと、なかなか数えづらいです。

なので、私は、言葉を当てはめるようにしています。

歌の歌詞を作るみたいにすると、数えやすいです。

32分音符の場合は、8文字の言葉を当てはめると
うまく、数えられます。

例)
グレープフルーツ、かーさんとーさん、
いもうとおとうと、かつどんていしょく、などなど。

お子様のレッスンの時には、一緒に8文字になる言葉を考えるのも面白いと思います。
意外と、生徒さんの名前や、お母さん・お父さんの名前が8文字だったりします。

 

例:4分の4拍子の場合

4分の4拍子の曲で、こんなリズムなら、「グレープフルーツ」を唱えながら、
ピンクで書いてある文字の場所で、音符を弾くと、
うまくリズムに合った演奏ができます。

 

例:8分の6拍子の場合

8分の6拍子の場合は、8分音符が1拍になります。なので、こうなります。

 

注意!

「グレープフルーツ」や、「グレープフルーツだいすき」を唱える時に、
早くなったり遅くなったりしては、いけません!
お坊さんのお経のように(お経も揺らぎはありますが・・・。)
一定のスピードで歌うことが大切です。

 

ぜひ、やってみてください。

 

弾き方の注意点

32分音符は、早いスピードで演奏することを求められる場所です。
作曲家にもよりますが、坂を下り落ちるような感じや、
雨がザーザー降っているような場面を表現する時につかわれます。

特に、ピアノの楽譜には多い音符で、
コンクールなどの試験曲に指定されるような「エチュード」には多くみられる音符だと思います。

 

ポイント1:音量は一定に、もしくは滑らかに弾けているか?

例えば、先ほどのこちらのような楽譜。

32分音符の「グレープフルーツ」の音量がこんな感じで、ガタガタしていませんか?

こちらは、「グ」が大きくて、「プ」が小さすぎ。そして「ル」が大きすぎます。
このような音量になっていると、とっても雑な印象を受けます。

 

 

滑らかというのは、音量がこのような感じで、徐々に大きくなる場合のことです。

 

 

ポイント2:一定のスピードで弾けているか?

例えば、先ほどのこちらのような楽譜。

32分音符の「グレープフルーツだいすき」の部分が、
「グレープ フールーツ だーいすき」みたいな
演奏になっていませんか????

これだと、一定のスピードで演奏できておらず、「よれてる」という表現のされ方をします。

 

演奏のコツ

結局、このような早いスピードの音符を演奏する場合は、
脱力が必要になります。
ここではチェックポイントだけご紹介します。

腕に力が入っていないか?

よく、アニメの「ポパイ」の腕のようになっていませんか?と、
紹介しますが、
肘から指の先までの筋肉が、緊張していないですか?ということ。

何かを握るような、
グーにするような力が入っている場合は、
脱力ができていません。

 

お湯をかき混ぜる時のような力加減

お風呂が熱い場合、自分の手で、少し、かき混ぜたりしませんか?
水相手ですから、そんなに力を入れて、かき混ぜないはず・・・。
その時の力の使いかたを、ぜひ応用してみてください。

 

指の先で演奏できているか?

よく、指を立てて、丸めて演奏しなさい!などど、
ご指導されている方もいらっしゃるかもしれませんが、
早い音符は、指の先で演奏することがポイントです。

 

ぜひ、試してみてください。

 

 

まとめ

32音符は、きちんと数えて、基本の手の形で演奏する。
基礎力が試される部分です。

頑張ってください。

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