ピアノのペダルの正しい踏み方は?初心者でも足が痛くならない方法は?

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3つある!?ピアノのペダル

グランドピアノ、アップライトピアノそして、
10万円前後の電子ピアノならば、
ペダルというものがついていると思います。

 

3つついているピアノと、2つしかペダルがないものと、
ピアノによって異なります。

今回は、3つ、ペダルがついているピアノについて、
ご紹介したいと思います。

 

もっともよく使う右のペダル

おそらく、この記事を読まれている方は、
すでに、ペダルを踏む曲を演奏しているかと思いますが、
全てのピアノ曲の中で、
もっともよく使われるペダルは、右のペダルです。

正式名称は、「ダンパーペダル」

と言います。

 

ペダルを踏む部分の指示記号

ペダルを踏む記号は、2種類あります。

もしくは、下記のような、線で表現されている場合です。

どちらも、同じ意味で、「踏んで〜離す」
という意味になります。

 

足のどこでペダルを踏むの?

ペダルは、もちろん、足で踏みます。

右のペダル「ダンパーペダル」は、
もちろん、右にあるので、
右足で踏みます。

車を運転する方には、アクセルを踏むような感じ。
と、伝えることが多いです。

ペダルと足の位置

ペダルを踏む場所は、足の母指球のあたりです。

たまに、足の指で演奏している方がいらっしゃいますが、
それだと、安定しないので、
足の母指球にしっかりと、ペダルを設置させて、
演奏してみてください。

「かかと」はつけたまま

足の「かかと」は、地面につけたままとなります。
これも、たまに、「かかと」が浮いている状態で、
ペダルを踏んでいる方がいらっしゃいますので、
注意してください。

浮いている方は、こんな感じ。

ペダルを踏んだ後も丁寧に!

ペダルを踏む時は、注意できていても、
ペダルから、足を離す時に、雑になってしまう方が、
多いようです。

ペダルを離す時。
音を伸ばすことをやめる時も、
ペダルに足は乗せたままにしてください。

踏んだあと、ペダルを足からパッと離すと、
一気に、響いていた音が消えて、不自然な感じになります。

 

ペダルを踏むと足が痛い

ペダルを使うようになった生徒さんから、
膝が痛い!という
相談をいただきました。

その方とお話ししていて
気が付いたことは、ペダルを強く踏みすぎているということと、
ペダルを踏む時の力をかける向きが違うということでした。

ペダルは重くない!

ペダルは、小学4年生の女の子でも踏めるぐらいの
重さです。

まずは、そこまで重くないことを確認してください。
「強く踏まなきゃ!!」という固定概念で踏むのではなく、
ゆっくりと、軽く踏んでみて、
必要な力加減を確認してみましょう。

その時、ピアノの椅子の正しい座り方も確認してください。

 

ペダルは真下に踏まない!斜め前へ。

ペダルを下に踏む!!!と思っていると、
膝の故障につながります。

斜め前に踏むようにしてみてください。

すると、少し、かかとが、
いつも演奏する位置より、
ペダルに近づく方もいらっしゃるかもしれません。

絵が、少しおかしいですが、真下に踏まないということを
お伝えできればと思います。

 

まとめ

ピアノのペダルを踏んで、足が痛くなったなど、
様々な悩みをお持ちのかたに、何か参考になれば嬉しいです。

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