ピアノで腰痛になるのは姿勢が原因?正しい椅子の高さと座り方で改善できる?

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ピアノ椅子にはちょっとだけ座る!?

ピアノの椅子に座る姿勢も、
ピアノの上達には、とっても大事な要素。

練習中に、
腰が痛くなったり、肩が凝る人
たくさんいらっしゃると思います。

今回は、正しい高さについて、考えていきたいと思います。

 

ピアノ椅子の種類

ピアノの椅子には、いくつか種類があります。

背もたれ付きと、背もたれなしの
2種類が代表的です。

背もたれ付きの椅子

 

背もたれなしの椅子

昔のピアノだと、座る部分が丸い、
ピアノ椅子という選択肢もあるみたいです。

座る場所

さて、この椅子のどこに座るかというと、
椅子の半分より前に、座るようにします。

こんな感じ。

イメージとしては、椅子の足から、自分の肩までが、
一直線になるように座るととても安定すると思います。

深く腰掛けると、上半身を動かしづらくなるので、
浅く腰掛けることを心がけます。

 

椅子の高さ

続いて椅子の高さです。
人それぞれ、身長が異なると思いますが、
ピアノの高さは基本的に同じです。

楽に演奏できる位置を探したいと思います。

 

肘と膝の角度が90度になるように

まず、椅子の高さを
だいたい膝のところに来るように、
調節します。

続いて、座ってみて、
肘を曲げて、手が鍵盤に触るか確認します。

鍵盤に手がついている状態で、
肘が90度、膝が90度
なっていれば、
基本、正しい姿勢となります。

手が鍵盤に着く時に、
肩が上がっていたり、
肘が90度になっていない場合は、
もう一度、椅子の調節を行います。

 

 

私は、体のバランス上、
肘を90度にすると、膝が100度ぐらいになってしまいます。

つまり、足が短い・・・・・・?

皆さんもぜひ、試してみてください。

どうやって確認するの??

なかなか90度を自覚するのって難しいです。
私は、楽譜の角を、
肘に当てて確認したこともあります。

それでも、確認が難しい場合は、
写真を撮影してみたり、鏡をおいてみるなど、
工夫をしてみると良いと思います。

私は、携帯で、動画を撮ってみました。

 

靴の高さを考えよう!

最後は、靴の高さについてです。

家でピアノを練習するときは、
スリッパを履いたり、
素足だったりすると思います

しかし、本番は、靴を履いていますよね?

これによって、高さが変わる場合がありますので、
注意してください。

 

ハイヒールの場合

ハイヒールで演奏してはいけない!と、
考える先生もいらっしゃいますが、
私は、ハイヒールももちろん良いと思います。

しかしその場合は、
膝の高さが、変わりますので、
練習の時から、
お家でハイヒールをはいて演奏
をした方がいいと思います。

 

革靴の場合

これは、稀なタイプですが、
革靴の場合、スリッパよりも、
靴底が薄いという場合があるようです。

スリッパも、様々な種類があり、
家のスリッパの
靴底が厚いタイプのものをお使いの場合は、
注意してみてください。

こちらも、膝の高さが変わってしまいます。

 

椅子の上にクッションは敷いてもいいの?

ピアノの椅子が、硬くて、
お尻が痛い!という方がいらっしゃるようです。

その場合は、椅子の高さがあっていないか、
座り方が間違っているかもしれません。

クッションを敷いて、
痛みを軽減させるのは良いのですが
椅子の高さに注意しましょう。

クッション分が椅子の高さに
含まれることになりますので、
膝の角度、肘の角度には気をつけてください。

 

まとめ

ピアノの椅子の高さ、
座り方に関しては、どうしても適当になりがちです。

しかし、ピアノの練習時に、
腰や肩を痛めないためにも、
ぜひ、正しい高さの椅子にて、練習してください。

 

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