ジャズセッションで初心者が注意することは?ルールや準備するものは?

目次

ジャズセッションの雰囲気と進め方

ジャズセッションに行く!ということを決めたら、
その後、気になるのは、
会場の雰囲気と、どうやって進んでいくか?ですよね。

まず、ジャズセッションの雰囲気というのは、
そんなにワイワイ!したものでもないし、
逆に、注意をし合うようなギスギスした雰囲気でもない。
ということです。

セッションホストとは?

当日のセッションの雰囲気は、
セッションホストと呼ばれる、
プロのミュージシャンたちの雰囲気に左右されます。

一般的に「ピアノ」「ベース」「ドラム」の
ミュージシャンがホストとして、出演しているはずです。

彼らは男性?それとも女性?
若いミュージシャンですか?それともベテラン?

彼らのことをチェックしてから行くと
心の準備ができていいかもしれません。

入店後どんな感じで進んでいくの?

入店すると、まず、
あなたの演奏楽器を聞かれます。

ピアノを演奏する方なら、「ピアノ」
サックスを演奏する方なら「アルトサックス 」など。

そして、名前を伝えます。

すると、オーナー、もしくはセッションを仕切る方が、
紙に名前と楽器を書いてくれます。

特に、あだ名とかは必要ありませんので、
普通に名前をお伝えください。

 

楽譜は必要か?

演奏する曲が、ジャズスタンダードバイブルと呼ばれる、
黒本に掲載されている曲なら、
楽譜を持っていく必要はありません。

しかし、曲のキーを変更して演奏したい場合や、
スタンダードバイブルに掲載されていない曲の場合は、
楽譜を人数分(ホストミュージシャン分)コピーして、
持っていきましょう。

ホストが知らない曲の場合もあるので、
基本、楽譜はコピーをして持っていくのが、ベターです。

 

ジャズセッションでのマナーとルール

音楽でたくさんの人と友達になれる
セッションは、とっても楽しい場所ですが、
何点か気をつけたいことがあります。

挨拶をする

いくら緊張していたとしても、
とりあえず、ホストミュージシャンに
挨拶をしましょう。

不安なことは伝える

初めての参加であれば、
「初めてです。」ということや、
「自信がないこと」を伝えましょう。

ホストミュージシャンが、
優しく導いてくれるはずです。

演奏したいテンポを伝える

日本人にありがちなのですが、
「どのテンポでいくか?」という質問に対して、
「なんでも」と、答える人が多い。

自分の主張はきちんとしましょう。

順番待ちの時は・・?

セッションでは、自分の順番が回ってくるまで、
少し時間がかかります。

その間、携帯で電話をしたり、
周りの人に、大声で話しかけるなど、
演奏している方の迷惑になることは、
やめましょう。

 

初心者にオススメの曲

続いて、セッションに行くということは、
曲が必要です。
もちろん、自分が演奏できる曲を、
持っていくことが良いと思いますが、
他にもなにか、曲の候補が欲しい場合は
参考にしてみてください。

よく演奏される曲ベスト10

  1. Autumn Leaves(枯葉)
  2. Beautiful Love
  3. Bye Bye Blak Bird
  4. The Day of Wine and Roses
  5. Fly me to the moon
  6. I’ll Close my eyes
  7. Now’s the Time(Fのブルース)
  8. Take the A train
  9. There will Never be Another You
  10. You’d be So Nice to Come to Home to

初めて演奏する場合は、
あなたのリクエスト曲を聞いてくれますが、
誰かが演奏したい曲を一緒に演奏する場合は、
この上記10曲を知っておくと、
だれとでも、すぐに演奏できるはずです。

この10曲は、簡単な曲で、
よく演奏される曲を集めてみました。

ぜひ、参考にしてみてください。

アドリブは必ず演奏する必要があるのか?

セッションは、「音」と「音」
会話をする場所です。

「アドリブ=会話をする時間」なので、
一応、セッションでは、
アドリブは必要です。

勇気を出して、音を出してみましょう。

アドリブ中に止まっちゃった!?

勇気を持って、アドリブを演奏してみた!
しか〜し、
止まってしまった・・・!?

緊張していて、次の音を弾けなかったという
こともあるかもしれないし、
もしかしたら、次のコードがわからなくなった。
と、いうこともあるかもしれません。

周りの演奏は、絶対に止まりません。
よっぽどのことがない限り、
周りのミュージシャンの音楽は止まりません。
焦らず、わかるところから、はじめましょう。

わからない〜〜!っというオーラを出せば、
ホストミュージシャンが助けてくれます。

 

アドリブに入る合図

一人で練習しているときと違って、
セッションには、ドラムやベース、ピアノ
もしかしたら、サックスの人が、いるかも。

そんなときは、誰から、
アドリブをスタートするのか?

決まりはないのですが、
必ず、ホストが何かしらの合図を出してくれます。

テーマの終わりになったら、
自分の手元ばかりを見ず、
周りの演奏者を見回してみましょう。

 

私の個人的失敗談・・・

私は、初めてのセッションは、
「Fly me To the moon」と、
「I’ll Close My Eyes」を、持っていきました。

演奏したい曲が被ってしまって・・・

しかし、前に演奏した方が、
「Fly me to the moon」を
リクエストして演奏してしまいました。

同じ曲をリクエストするのも、
ちょっと・・・。と、考えて、
「I’ll close my eyes」を、
演奏しようと思っていたら、
なんと!それも前の順番の方が
演奏してしまいました。

私は、当時、ビビリだったので、
「もう、演奏できる曲はない・・・!!」

と、考えて、そのまま、帰ってしまいました。笑

リクエストした曲が同じ曲でも、
それしか演奏できない場合は、
ホストの方は演奏してくださいます。

当時は、そんなことを考える余裕もなく、
諦めて帰ったという
懐かしい記憶です。

もし、
決まった演奏曲がある場合は、
入店した時に、
オーナーに伝えると、
いいですね。

頑張ってください!!

 

まとめ

楽器が演奏できて、
ジャズのスタンダードナンバーが
いくつか演奏できれば、
セッションに参加して、
音楽仲間の輪を広げることができます。

そして、さらには、
自分の楽器の上達にもつながります

ぜひ、参加してみてください。

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