コードとは?
どこに書いてあるの?
楽譜の上に記載されている英語の記号。これが、コードですね。
小学校の音楽の教科書や、朝、みんなで歌う歌の本などにも記載されているので、
記憶になくても、多くの方がどこかで、見たことがあると思います。
みんな、このような記号をコードと、呼んでいます。
本来は、コードネームという呼び方が正しいのかな。
コードとは和音のこと
コードというのは、団子3兄弟のような和音に使う音を決めている記号です。
これが、団子3兄弟。実際は、4兄弟もいます。
今回、この楽譜は、ドミソ。なので、コードネームで書くと「C」となります。
本当は、コードネームというのは、3つの音全てを教えてくれているのですが、
初めから3つのことを考えるのは、大変なので、青くなっている、一番下の音だけ考えていきます。
ピアノで弾いてみる
一番左にくる「ド」が、先ほどの青い音符。
今回は、一番左にくる音符のことだけ考えます。
アルファベットと音を一致させる
コードは難しい・・・覚えづらいといわれますが、結局のところ、
英語表記のドレミなのです。
大丈夫、そんなに難しくありません。
ポイントは「ラ」を探すこと!
ピアノだと、どうしても「ド」から、始めたくなる・・・。
気持ちはわかります。
「ド〜はドーナッツのド〜」を、歌ってきた我々は、どうしても「ド」から始めたくなる。
でも、音楽の歴史的には、「ラ」が基準音なのです。
昔使っていた弦楽器の最低音が「ラ」だったとか、歌の音域が「ラ」が最低音だったとか、
いろいろな説は、あるのですが・・・。
国際基準で決まっているのは「ラを、440ヘルツとする」ということなのです。
「ラ」が親分!
ということで、何事も、ラからスタートします。
「ラ=A」
コードネームを解読する
ここで、もう一度、先ほどのコードネームを見てみます。
「C」ということは、「A・B・C」と数えると、「C」は、3番目。
『A』=『ラ』なので、ラから、3つ数えまます。「ラ・シ・ド」。
「C」=「ド」
ジャジャン。
コードネーム・「C」の一番下の音は、
「ド」になっています。
*団子三兄弟の上に乗っている二つの音符は、今は無視します。
他のコードネームも見てみよう
なんだかぐちゃ〜〜〜っとしています。
でも、慌てずに。
Dm7と書かれていたら、まずは、頭のアルファベットを見ます。
「D」ですね。
なので、「A」から数えると、「A・B ・C ・ D」となるので、
「D」は、4番目。
「A」=「ラ」なので、4つ数えます。「ラ・シ・ド・レ」となって、
「D」= 「レ」となります。
同じ方法で、「G」=「ソ」。
「C」=「ド」となります。
弾いてみよう!
ベートーヴェン:歓喜の歌
今回、新しいコードネームの形として、C / Eが出てきました。
これは分数コードと言います。別の楽譜だと、「ConE」と、
記載されている場合もあります。
これは、演奏するコードを、「C」と考えずに、
「E」の上に「C」が乗ってると考えてね〜という意味。
つまり、一番下の音は「E」。
なので、「ミ」。
メロディーも弾いてみよう
オススメの楽譜
コードだけを読みたい!簡単な楽譜がいい。
そんな方にオススメなのは、メロディ譜
もしくは、一段譜・リードシートと、書かれた譜面。こんな感じのもの。
こんな楽譜たちが、メロディー譜。
いろいろな曲が弾きたいという方
初心者でも弾ける!白鍵&右手だけで弾ける!ベストソングス125 指番号+音名ふりがな+歌詞付き!
映画音楽が弾きたい!という方
スクリーン・ミュージック・ベスト [楽譜] (メロディ・ジョイフル) [ 松山祐士 ]
クラシックのサビだけ楽しむ!という方法も・・・。
【店内全品5倍】楽譜 コード付・クラシック名旋律500選/鈴木静哉【3000円以上送料無料】
まとめ
音楽の自由度を上げてくれる、コード。
使いこなしていきたいですね!
次回は、さらに、詳しいコードの弾き方についても、考えていきたいと思います。
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