コードで、有名曲が弾いてみたい!
楽譜の上の方に、記載されている英語。
それが、コードです。
コードの読み方についての詳しい説明は、こちら。
読み方はわかった!ならば、たくさんの名曲をピアノで弾いてみたい!
さて、どんな曲が弾けるの???
今日は、1回覚えたら、たくさんの名曲が弾ける、
初心者必見の、コード進行(コードの並び)をご紹介します!
名曲に使われたお決まりのコード進行
コード進行
コード進行とは、その名の通り、コード1つ1つの順番のこと。
コードというのは、日本語でいうところの、和音のこと。
こんなの。
これは、和音=コード
でも、これだけを演奏するわけではないです。
こんな感じで、いろいろな「和音=コード」がたくさんつながっていって、
曲は出来上がっていくわけです。
このつながりのことを、「コード1つ1つの順番・進み方」ということで、
「コード進行」と、よびます。
クラシック音楽界では、和声という言葉で表現される場合もありますし、英語表記だと、ハーモニーとも言われます。
テッパンのカノン進行
コードの順番には、様々な決まりなどがあるのですが、現代では作曲者の自由にコードを選んで良いわけなので、コード進行に使えるコードの組み合わせは様々な種類があります。しかし、名曲になりやすいコード進行、テッパンのコード進行というものはあるのです。
それが、カノン進行
ヨハン・パッヘルベル(1653年〜1706年)によって作られた「カノン」という曲。
日本では卒業式・結婚式などでかかることが多い曲なので、皆さんどこかで聞いたことがあるのではないかな?と思います。
コード進行は、こんな感じ。青い音符だけ、黒い鍵盤を弾きます
カノンという曲は、この音を、チェロパートが、延々54回繰り返します。
修行か!!!?
それは、さておきまして、このコード進行で作られているポップス・名曲が多いのです。
なので、このコードの並びを練習すると、弾ける曲が、ぐ〜〜〜っと広がります。
ピアノでは、黒い鍵盤を弾くと難しくなるので、白い鍵盤だけで弾けるようにちょっと変えます。
*移調・キーチェンジという技術ですが、これはまた後ほど。
名曲をご紹介
動画での解説は、こちら
ZARD:「負けないで」
この曲は、日本では多くの方が耳にしたことのある名曲。
サビの部分が、カノン進行です。
Youtubeはこちら。0’54のあたりから、再生すると、カノン進行の部分を聞くことができます。
赤い鳥:「翼をください」
こちらもサビの部分がカノン進行ですね。
スピッツ:「チェリー」
歌いやすいメロディーで、カラオケにも最適なんですよね。
こちらのyoutubeからご覧いただけます。
こちらの曲は、歌い始めがカノン進行です。
山下達郎:「クリスマス・イブ」
スピッツのチェリーと、同じような歌い出しが、カノン進行なのは、こちらの曲です。
こちらからYoutubeがご覧いいただけます。
まとめ
ピアノ初心者の方に、ぜひ、オススメしたいカノン進行。
ぜひ、お試しください。
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