When You Cross the River
2ndアルバム「Memory」の5曲目に収録されている「When You Cross the River」
ライブでも大人気のこの曲は、私への応援歌、そして、皆様への応援歌として作曲した曲です。
ライブ映像にてお楽しみください
演奏メンバー:根木マリサ(Pf.)玉木秀和(Ba.)高崎洋平(Dr.)
不安だった海外でのセッションデビュー
2015年にオランダでの生活をスタートした時、目標は「セッションデビューして、たくさん友達を作ること」でした。
目標が低い・・・。笑
でも、当時の私にとっては、もっとも重要なことでした。
最初は、ビビって帰る
オランダ、デン・ハーグにはジャズのセッションができるお店が、2店舗ありました。
定期的に開催しているお店へ初めて行った時、怖くなって、お店のドアを開けずに帰りました。笑
というのも、住宅街の中にあって、真っ暗。
お店の中身が全く見えず、お店の玄関の前には大量の吸い殻が捨ててあって、命の危険を感じたから・・・。
お店のFBから、引用しました。
いやいや。これは、明るい時だからステキなお店に見えるけども!!!!
真っ暗の時だったから、入れなかった・・・・。
意を決して、2回目
その週は、帰ってしまったけれど、私の目標は、「セッションデビュー!」ということで、
頑張って、もう一度トライ
意を決して2回目の訪問ですが、この時も近くの喫茶店で、お茶しながら、
だれかが、お店のドアを開けることを待ちました。
今、考えると何が不安だったのか、全然よくわからないのですが・・・。笑
待つこと、1時間・・・・。
ず〜〜〜〜っと、お茶して誰かが来るのを待ちました。笑
誰も来ない〜〜〜〜!!!!!
はぁ、せっかく待ったし、行くか!!!
と、いうことで、ドアを開けました。
みんないい人だった!
結論からいうと、みんなフレンドリーで、いい人ばっかりでした。
私が、勝手に怖がっていただけで。笑
セッションホストの、ドラマー:テリーさん
ジャズはどこに行っても、男性ばかり。
でも、日本と違うのは、いろいろな国籍の方がいらっしゃること。
勇気を出すとき=川を渡るとき
オランダは、川が多く、たくさんの橋がかかっています。
橋を渡るということは、日本だと◯丁目が、変わる感じ。
このライブハウスに行くときには、必ず、
橋を渡らなければいけませんでした。
なので、橋を渡るということは、勇気を出して、セッションをするということ。
そんな、勇気を振り絞る時の気持ちを曲にしたのが、
「When You Cross the River」なのです。
聞くと、元気になれると思います。
バンドメンバーからは、
「清水の舞台から飛び降りる時」という
日本語の別名がつけられているこの曲。
ぜひ、勇気を出して、何かに挑戦する時、元気が欲しい時に聴いてみてください。
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