ピアノがうまくなっていく人たちには、共通点があった?
ピアノが弾ける様になりたい!という初心者の皆さん
そして、小さい頃にピアノを習っていたといたから、また再開したい!という
ピアノ再開組の皆さん
みんなが思う願いは、
「最速でピアノを自由に弾けるようになりたい!」
ですよね。笑
そんな、皆様へ私が、これまでに100人以上の生徒さんたちと関わってきて、
見えてきた、上手くなる人の共通点3つをご紹介したいと思います。
その1:ピアノ練習を習慣にすることが上手
私の生徒さんの中でも、
特に、成長率の高い生徒さんがいらっしゃいます。
セミリタイアされてから、ピアノを始めた生徒さん。
彼とは、そろそろ5年にのぼる、レッスン時間を共有してきましたが、
本当に、上手になりました。
毎朝・20分ピアノの前に座る
彼のすごいところは、ピアノの練習を毎朝の日課にしたところです。
特に、なるほど!と思ったのは、
犬の散歩とセットにしているところ。
犬の散歩って、ほぼ毎日行うものですよね。
なので、散歩が終わったら、
ピアノの椅子に座る!ということを、朝のルーティーンとして、
決めたそうです。
もちろん、旅行に行ったり、
お天気が悪かったり、犬を病院に連れていく日などは、
おやすみすることもあるそうですが、
ほぼ、毎日、ピアノに向かうそうです。
こうやって、何かとセットにした習慣というのは、
始めやすく、習慣として身につきやすいですよね。
<朝のルーティーン>
犬の散歩→ピアノの練習
練習するかどうかを気分で決めない
一番、練習しなくなってしまうのが、
「気分が乗る日はやろう」
「暇な時にやろう」
です。
これは、なかなか、練習が続きません・・・・。
ピアノの練習をしない日が多すぎるようになり、
もう最近、練習もしなくなっちゃったから、ピアノも辞めようと、なります。
毎日20分と決めた人の場合
気分が乗らない日は、20分。
気分が乗る日は、1時間ぐらいできてしまいます。
人は、不思議なもので、
尽くした時間が長ければ長いほど、捨て難くなるものです。
なんだかんだ、なが〜く続き、ピアノがうまくなっているという
カラクリになっていきます。
あなたの生活時間の中にピアノの練習を
ピアノが上手になりたいなら、まずは、
自分の生活リズムのなかに、
ピアノの練習を習慣化できる時間を
作ることをオススメします。
その2.小さなゴールを作ることが上手
● アドリブが、ビル・エヴァンスみたいにできるようになりたい!
●人気Youtuberさんみたいに、
ストリートピアノで弾きたい!注目されたい!
●ショパンの〇〇という曲を全部弾きたい!
皆さん、ピアノを練習する動機、様々ですよね。
だいたいの気持ちは、全部、わかります。
わかりますよ〜〜〜!
でもね、いきなり、ピアノを初めて3ヶ月でビル・エヴァンスにはならないし、
ストリートピアノデビューも難しいんですよね。
(*ストリートピアノで弾くだけならできると思います。)
目標は明確に!ちょっとずつ始めよう!
いきなり、ビル・エヴァンスみたいに、
アドリブは、できないかもしれないけれど、
アドリブとは、どうやって弾くのか?を勉強することは可能だし、
ビル・エヴァンスが、演奏したフレーズの中にも、
簡単なフレーズがありますから、
そこだけ真似したっていいと思います。
(ビル・エヴァンスをご存知ない方、ごめんなさい。ジャズの世界的なピアニストです。)
ポイントは、
ちょっとずつ、始めるということです。
ストリートピアノで弾いて、注目されたい!という方も、
いきなり、ストリートピアノで注目を集める様な、派手な曲は弾けないかもしれない。
なら、まずは、
簡単な曲をストリートピアノで演奏してくる!
というゴールを用意したらいいと思います。
いきなり、派手なかっこいい曲を練習し始めると、
ストリートピアノデビューはかなり遅くなってしまいます。
その間に、ストリートピアノがなくなってしまうかも!!!
まずは、ストリートピアノにデビューする。
ここをゴールにしましょう。
もし、それさえ、自分には、すごくハードルが高かったら、
まずは、家族に・友人に聞いてもらう
もしくは、動画を送ってみる。
そんな感じで、ちょっとずつ、階段を登っていく
と、いつもの間にか、ストリートピアノで注目される時がくるはずです。
演奏したいショパンの曲だって、
いきなり、全部弾こうと思ったら、大変。
まずは、初めの4小節。そして、次の4小節という様に、
ちょっとずつ、弾ける様にしていきましょう。
無理のない範囲を少しずつ広げて
あなたにとって、無理!!やりたくない!
と、思うところまで、目標を掲げず、
「あ、これならできるかも?」という気持ちのところに、
目標を掲げて、ゴールしていきましょう。
その3.諦めずに続けること
ピアノが上達する3つの特徴も、最後の特徴になりました。
これは、当たり前かもしれないのですが、
ピアノは、3ヶ月で、自由に弾けるようにはなりません。
毎日コツコツ続けた人だけが、ピアノを自由に扱える様になります。
だから、上手になるまで、ピアノの練習を続けた人。
それが、ピアノが上手になった人たちです。
自信が持てる様になるのに3年?!
私が、生徒さんたちをみている感じから、
初心者の方が、ピアノが上手になるまでには、
だいたい、3年かかるのかな?と思います。
初心者の方の時間の流れ
まず、弾きたいな!と思った曲
もしくは、先生から勧められた曲が弾ける様になるのに、
半年かかります。
↓
その後、他の曲のなども演奏して、
楽譜のシステム、ピアノの練習の仕方がわかる様になるのに、
1年。
このあたりで、他の曲もたくさん弾いてみたくなりますよね。
↓
いろいろ弾いてみたくなる2年目。
シャープ・フラットに苦しめられ、さらに長い曲や、
テンポの早い曲に、指が回らないことを知って、
基本が大事なんじゃないか?と、気が付き始めます。
↓
3年目、ついに、基礎練と並行して、
好きな曲を練習したり、完全に基礎だけを、
レッスンしにくる様になります。
↓
コツコツ自分のペースで、
長くピアノと付き合う覚悟ができている状態ですね。
よっぽどのことがない限り、やめないのかな。と思います。
(このサイクルは、何年かに一度、繰り返すみたいです。)
長くかかる!と思って、始めよう
すぐうまくなるはず!うまくなりたい!うまくならなきゃダメ!
と、考えずに、長い目で捉えて、
ピアノ練習に向き合うことが、上達の秘訣かもしれません。
1人で続かなくなったら、レッスンへ
いかがでしたか?
今回は、ピアノが上手になる方の3つの特徴について、
まとめてみました。
1人で、続けられない!と思った時は、迷わずレッスンへ通ってみてください。
何か、アドバイスをもらえると思います。
続けることが大切。ぜひ、諦めずに、頑張りましょう〜
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