【2019最新作】ローランドの電子ピアノLX700シリーズをプロの視点から紹介!どんな人にオススメ?

目次

究極の電子ピアノ

日本の楽器メーカー「Roland」が作る、
電子ピアノ「LX-700」シリーズ。

この「LX-700」シリーズの中でも、
特に「LX-708」は、
究極の電子ピアノとなっているようです。

 

「LX-700」シリーズの特徴

「LX−700」シリーズには、いくつか特徴がありますので、
ご紹介していきたいと思います。

 

デザインが変わった!

外見のデザインが、
アップライトピアノの形に近づきました。

注目すべきなのは、
楽譜を置く譜面台の部分です。

譜面台の周りにも、壁があることがわかります。

 

今までの電子ピアノは、こんな感じのデザインでした。

鍵盤の上が、真っ平らで、
譜面台だけが、ちょこんと乗っている形になっています。

 

スピーカーの位置が変わった!

デザインが変わったことで何が変わったのか・・・?!

もちろん、デザインが変わったことで、
アップライトピアノのような感じになったことは確かですが、
音の聞こえ方にも、大きな違いを生んでいるのです。

その違いとは、スピーカーの位置が変わったこと!!

 

譜面台の周りにも壁がある「LX-700」シリーズは、
その譜面台の周りの壁から、音が響いてきます。

つまり、座った時に、
目線の高さからも音が響いてくるということ。

このデザインになったことにより
より、音に包まれている感じを体感することができるようになりました。

「LX-705」のスピーカー数は、合計4つです。

「LX-706」のスピーカー数は、合計6つです。

「LX-708」のスピーカー数は、合計8つです。
(空間に飛ばす方向に作られているので、より生ピアノの音の聞こえ方に近いです。)

 

「LX-706」「LX-708」に搭載された鍵盤がすごい

続いて鍵盤についてです。

こちらも進化が著しいので、
ぜひ、試奏しに行っていただければと思います。

鍵盤の長さが長くなった!理由は?

こちらは、従来の鍵盤と、
今回、新しく搭載された鍵盤を重ねた写真です。

上が、従来の鍵盤の長さ。

下が、新しい鍵盤の長さです。

下の鍵盤の方が長いのがわかります。
鍵盤が長くなったことにより、
鍵盤が止まっている支点から演奏する部分までの
距離が長くなりました。

実際のグランドピアノの鍵盤は、実は、もっと長いのです。
でも、より、リアルな長さに近づいた鍵盤が、
この「LX-706」と「LX-708」に搭載された、
ハイブリット・グランド鍵盤です。

この弾き心地は、もはや、グランドピアノ。

生ピアノのタッチ感を大事にしたい方にオススメしたい、
モデルです。

*「LX-705」には、搭載されていません。

プロのピアニスト・試奏してみてどうだった??

今回、実際にジャズピアニストである、私が、
全3台を試奏してきましたので、感想をまとめたいと思います。

LX-705を演奏した感想

まずは、「LX-705」から試してみました。
このモデルは、まぁ・・・、従来の電子ピアノとあんまり変わらないな〜
という印象でした。

このモデルは、鍵盤も今まで通りですし・・・。

クラシックの楽曲でも、
ショパン・リストなどを演奏しないなら、
このピアノでもいいかもしれません。

 

LX-706を演奏した感想

続いて、「LX-706」は、その触り心地にびっくりしました!!
鍵盤を演奏した感じが、グランドピアノみたい!!!

鍵盤の支点が変わるだけで、こんなにも、演奏しやすくなるのか〜と、
驚いてしまいました。
分かりやすくご紹介すると、従来の電子ピアノのより、
少し鍵盤が重くなったように感じるかもしれません。

かなり、
グランドピアノの鍵盤を
実際に演奏している感覚に近づきました。

支点が変わって、連打がしやすくなりました。

クラシックの楽曲でも、
ショパン・リストなどを演奏するなら、
このピアノをオススメします。

ジャズ・クラシック、どんなジャンルを演奏するにしても、
グランドピアノを演奏する機会が、
年に1回でもあるなら、

このピアノの最新システムの鍵盤を練習した方が良いのでは?と思います。

 

LX-708を演奏した感想

最後に「LX-708」を演奏したら、びっくり!!!
音が立体的で、まさに、グランドピアノを演奏しているかのようでした。
このピアノは、
グランドピアノの弾き心地を
知っている人にオススメ
したいです。

感動します!!!

グランドピアノのサブ楽器として、夜中の練習用などに、
いかがでしょうか?

 

ピアニスト:「まらしぃ」さんもオススメ

ピアニスト:まらしぃさんは、自宅よりピアノ演奏動画、ライブストリーミングを発信し、今ではその総再生数5億回を超え、YouTubeチャンネル登録者数130万人以上になっている、Youtuberピアニストさんです。

ローランド社製のピアノを使うことでも、有名です。

今回は、ローランド社製「LX-700」シリーズを自身の演奏とともにご紹介されていました。

 

「LX-700」シリーズの値段は?どれを買うべき??

素敵な電子ピアノ、「LX-700」シリーズですが、
購入するなら??どれがいいでしょうか???

まずは、気になる、金額ですね。

私が、見に行った島村楽器では、

「LX-705」は、20万円代

「LX-706」は、30万円代

「LX-708」は、40万円代

となっておりました。

まずは、予算に合わせて考えるのも良いかも。

搬入が大変

一番のオススメは、もちろん「LX-708」ですが、
この電子ピアノは、実はちょっと搬入が大変

電子ピアノというのは、だいたいが組み立て式なので、
鍵盤から上の部分と、足が取り外し可能になっています。
しかし、この「LX-708」は完全にくっついている。

なので、搬入が、ピアノの業者さん任せになります。
マンションなどだと、釣り上げての搬入になる可能性も・・・。

さらに、総重量が重いです。110Kg。

すこし、住宅環境を選ぶ可能性がありますので、
ご注意ください。

 

まとめ

進化の著しい電子ピアノ。

納得のいく電子ピアノが見つかることを応援しています。

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