あなたの手は、本当に小さいのか??
ピアノを演奏する人ならば、一度は、考える。
自分の手は小さいのではないか・・・?!という問題。
もしかしたら、本当は、小さいのではなく、
柔軟性が足りないだけなのかも?!?
眠っている筋肉を、ちょこっと刺激して、
指を広げてみましょ〜!
指が広がって、皆さんが弾ける曲も広がる!!
今日は、そんな素敵な未来に向けた、私もやっている指のストレッチをご紹介します。
手の構造を知る
指の骨の場所を知ろう
手のことを考える前に、指一本ずつの骨がどうなっているのか、
確認してみましょう。
出典:「よくわかるピアニスト からだ理論 著:林美希」
よ〜〜〜く、見てください。
指の骨というのは、手首から、結構早い段階で、
バラバラになっているのです。
このことを、頭に置いた状態で、
自分の手を触ってみてください。
どこから、指の骨は、一本づつに分かれていますか?
「骨」と書いた部分は、まとまった大きな骨でした。
自分の手の中で、ここに指の骨がある!という場所を
探してみてください。
骨だけだったら、どこまででも広がる
変な話ですが、もし、骨を動かすための、腱や、筋肉がなければ、
手は、どこまででも広がるわけです。
バラバラの骨なわけですし・・・。
手羽先をイメージしてもらえたらと思います。
(*手が動く原理とは、異なります)
手羽先の周りのお肉を全部食べたら、
中の骨は、どこまでも広がっていきますよね?
(もちろん、腱があるのでどこまでもは開きません。)
ちょっと、気持ち悪い話・・・・?ごめんなさい・・・。
でも、手羽先についているお肉、ここが柔らかく、弾力があれば、
骨は、限界まで広げて使えるかも・・・?!
マッサージをする場所
骨と骨の間
先ほどの手羽先で、お肉の部分というのは、
骨と骨の間や、骨の周りでした。
自分の手に置き換えると、どこが、そのお肉部分でしょうか?
ズバリ!骨と骨の間!
この、みどりの部分です。
この部分を、反対側の手の指で、
優しく押して、
マッサージしてみてください。
*優しく行ってください。
強くやると、筋繊維を損傷する恐れがあります。
マッサージの時間
マッサージする場所はわかりましたが、
果たして、一体いつ、どのくらいの時間マッサージすればいいのか???
お風呂の時間にマッサージ
まず、マッサージを行った方がいい時間は、お風呂です。
暖かくなると、筋肉が、緩みます。
”緩む”=”柔らかくなっている”状態で、
マッサージをおこなうと効果が現れやすいです。
しかも、押した時に、弾力が戻っている場合も多いので、
筋繊維を損傷する恐れもありません。
練習前にマッサージ
筋肉が硬い状態で、一生懸命指を広げて、練習しても、
それ以上は、筋肉の損傷を引き起こすか、
別の場所が、痛くなるか、
心が折れるか・・・
いずれにせよ、あまり楽しい練習にはなりません。
まずは、筋肉を緩めましょう。
運動前の、ストレッチと同じですね。
ストレッチに時間をかけてみては、いかがでしょうか。
まとめ
以上が、指を広げるためのストレッチでした。
ぜひ、皆さん、試してみてくださいね〜〜〜
*小さなお子様の場合は、筋肉が硬くなっている可能性が低いです。
実際、手の大きさが足りない場合もあります。
中学生以上のお子様にのみ、マッサージは、お試しください。
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