ライブに行って絶対聞いておくべきジャズピアニストの巨匠

目次

誰の演奏を聴きに行ったらいいかわからない

ジャズも、クラシック音楽も同じかもしれませんが、
海外のアーティストって、
初めは、誰を聴きにいったらいいかわからないですよね。

とりあえず、まずは、
ジャズ界の巨匠を見に行くというのは、いかがでしょうか。

 

ジャズ界の巨匠とは??

少し前までジャズの巨匠と呼ばれていたアーティストたちというのは、
50~60年代に活躍したアーティストたちでした。

というのも、この時代、ジャズが一気に発展し、
素晴らしい名演がたくさん生まれた時代であり、
素晴らしいアーティストたちがたくさん活躍した時代だからです。

 

しかし、当時活躍していたアーティストたちは、
すでに、亡くなってしまったり、日本まで来日してくれなかったりと、
なかなか、伝説的な演奏を聞くことが難しくなりました。

 

そんななか、50〜60年代のジャズ発展の時代、
60年代から若手として活躍し、
現在も現役で日本にも来日してくれるピアニストがいます。

それが、チック・コリアなのです。

 

巨匠:チック・コリア

何を、隠そう!私が、初めて、生でみたジャズピアニストは、チック・コリアでした。
当時は小学生で、ジャズの良さについては、わかりませんでしたが、
なんだか、楽しそうにピアノを弾く人だな〜とは、思いました。笑

 

なんで、巨匠と呼ばれるのか?

様々な定義がありそうですが、ここは、私、個人的な見解をご紹介したいと思います。

 

理由1ーマイルス・デイヴィスのグループに加入した経験があるー

ジャズ界では、たくさんの伝説的なアーティストがいますが、
特に、強烈な個性をもってジャズの発展を推し進めた人物がいます。
それが、モダンジャズの帝王マイルス・デイヴィス。

マイルス・デイヴィスがなぜ帝王なのか、それは、また後ほど、どこかで語るとして、
簡単に説明すれば、

彼は、江戸時代でいうところの徳川家光?みたいな感じ。

 

いや、わかりにくい???(焦・・・)
江戸時代の幕府機能を確固たるものにし、その後の発展の基礎を作った人が、徳川家光。
マイルス・デイヴィスは、ジャズのその後の発展の基礎を提示した人。

 

とにかく、今のジャズは、彼の音楽なしには、発展しなかったのです。

 

そんな、

ジャズ界の帝王(別名=徳川家光)
バンド(別名=幕府)に加入し、
ピアノを演奏していた!(別名=仕事をしていた)

と、なったら、すごくないですか?

 

いや、わかりづらいか・・・・。すみません。

次の理由にいきましょう。

 

理由2ージャズ・フュージョンで最大級のヒットを飛ばしたー

新しいジャンルを模索するというのは、どの時代でも、
アーティストが行うことです。

そんななか、1つのジャンルで、大ヒットを飛ばしたということは、
その新ジャンルでの、創始者に近いような人物ということになります。

 

リターン・トゥ・フォーエヴァー

チック・コリアは、
1971年にリターン・トゥ・フォーエヴァーというバンドを立ち上げ、
アルバム”Return to Forever”を1972年に発表。
このアルバムは70年代ジャズ・フュージョン最大級のヒット作となりました。

 

 

代表曲

中でも、“Spain”という楽曲は、
新しいジャズスタンダードナンバーとして、
今も、多くのジャズミュージシャンたちがカバーしています。

ジャズミュージシャンなら、ほぼ全員が演奏できる曲を
スタンダードナンバーとしています。
その数は、300曲以上。
しかし、この中でも、のちのちまで語り継がれるほど、
人気のある曲をつくれたアーティストは、かなり少ないです。

 

チック・コリアの”SPAIN”は、
そんなたくさんのスタンダードナンバーの中でも、
目立っており、
多くのアーティストたちが、カバーしました。

今では”SPAIN”は、多くのジャズミュージシャンが演奏する
歴史にのこるスタンダード曲となりました。
そんな曲をかけるチック・コリアは、やっぱり
伝説的ではないでしょうか?

 

 

まとめ

誰の演奏を見に行ったらいいかわからない!と思っていらっしゃるかた。
ぜひ、チック・コリアが来日した際は、
コンサートに足を運んでみてください。

まずは、巨匠の演奏からお楽しみくださいませ。

 

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