ジャズ初心者に自信をもってススメたい!
何を隠そう、私自身、
一番初めに好きになったのは「オスカー・ピーターソン」でした。
小学校の頃に、なぜか、親に隠れてコソコソ聴いていたのは、懐かしい思い出です。
上原ひろみさん、小曽根真さんなど、たくさんのジャズピアニストが、
影響を受けたと語る”オスカー・ピータソン”。
魅力をご紹介していきたいと思います。
ピアノが上手すぎる!
まずは、これ。
ピアノが上手すぎること。上手という定義は、いろいろあると思いますが、
彼の場合は、音も綺麗。さらに、音の数も多い・・・・。
「鍵盤の帝王」の異名を持つのだから、
すごいピアニストであることが、伺えます。
音の数が多すぎ!
これは、オスカー・ピーターソンのアドリブを、出版社が、楽譜に書き起こしたもの。
曲は、「BODY & SOUL」
確かに、この曲は、テンポがゆったりしている曲なのですが、それにしたって、
音が多すぎるよ!!
こんな真っ黒の楽譜、クラシックだって、なかなかお目にかかれません。
やば・・・・・。クラクラしてきた・・・。
百聞は一見にしかず。
とりあえず、聴いてみてください。
オスカー・ピーターソン -Body & Soul- 試聴はこちら
ハッピースウィングって何?
よく、オスカー・ピータソンの演奏を、ハッピースウィングと、表現したり、
明るいジャズと言ったりします。
とにかく軽快で、ノリがいいというのが、オスカー・ピーターソンの特徴。
とは言っても、イマイチ、ピンとこないですよね〜・・・。
ということで、比べてみましょう。
こちらがオスカー・ピーターソンが演奏する、
「ALL THE THINGS YOU ARE」
All The Things You Are – オスカー・ピーターソン
ちょっと、綺麗な和音も混じってはいますがメロディーを聞くことができますね。
こちらは、ブラッド・メルドーが演奏する
「ALL THE THINGS YOU ARE」
こちらの試聴で聞こえるところは、まさに、「ALL The Things You Are」のテーマ。
でも、ちょっと複雑なアレンジ・・・。
音が、直線的で、硬い・重厚感のある感じも、オスカー・ピーターソンとは、違います。
なぜ、初心者に自信を持ってススメられるのか??
オスカー・ピータソンのすごいところの一つは、収録したCDの数が多いこと。
ジャズのスタンダードナンバーは、だいたい演奏しているのではないか??!と思うほど、
たくさんの曲をCDに残してくれてます。
なので、知っている曲に出会いやすい!
ジャズのCDを買って、いきなり、ミュージシャンのオリジナル曲ばかりだと、
ジャズのことがわからなければ、ツライかもしれないけど、
知っている曲なら、聴きやすいですよね。
だから、オスカー・ピータソンは、初心者にオススメできるピアニストなのです!
まとめ
私も、一番初めに、好きになったオスカー・ピーターソン。
今でも、彼のフレーズを練習したり、元気になりたい時には、聴いたりしているピアニストです。
ぜひ、お楽しみください!
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