テレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』が2018年10月28日に放送されました。
ゲストにクラシックピアニスト:清塚信也さん、ジャズピアニスト:山中千尋さん、ポップスピアニスト:紺野紗衣さんが出演されました。
それぞれが、違うジャンルで活躍されているピアニストの方々ですが、
皆さん、小さい頃は、クラシックピアノを習っていたそうです。
今日は、ジャズピアニストとクラシックピアニストの間にある、
ピアノの弾き方の違いについて、考えてみたいと思います。
音色の違い
ジャズピアノとクラシックピアノで、大きく違うのは、
求めているピアノの音色だと思います。
クラシックピアノは、優しく・歌うような音色が求められていることが多いです。
クラシックピアニスト:辻井伸行
割れた音や、メロディーのどこかだけ大きく、強調するような音もあまりありません。
ピアノを叩く!という感じもないと思います。
ジャズピアニスト:トミーフラナガン
こちらは、ジャズピアニストのソロです。
いろいろな音に、アクセント(強調)があるのが特徴的です。
初めの出だしから、叩くような音がたくさん聞こえてくると思います。
同じ、ソロのピアノでも、求めている音の感じ、音色が大きく違うことがわかります。
ジャズピアニストのピアノの音色の方が、打楽器的な、叩く音が多いです。
では、そんなジャズピアニストたちが演奏するクラシックの曲をご紹介したいと思います。
ジャズピアニストが弾くモーツァルト
リズムを強調する理由もあり、ジャズピアニストのピアノの音色は、打楽器的な
叩く音が多いことが特徴的です。
そんなジャズピアニストたちも、たくさんのクラシック曲を演奏し、
レコーディングしています。
打楽器的な音も、聞こえてくる、
ちょっとパンチの効いたジャズピアニストのモーツァルトを聴いてみてください。
チックコリアと、キースジャレット
他にも、キース・ジャレットというジャズピアニストは、バッハの楽曲をレコーディングしています。
チック・コリアも、スクリャービンの楽曲をレコーディングしています。
私も、打楽器的な要素と、歌う音色の探求を、楽しんでいます。
ジャズピアニストが弾く、ドビュッシー、お楽しみください。
まとめ
私のイメージでは、NHKのアナウンサーさんの喋り方がクラシックの音色。
バラエティ番組の司会者さんの喋り方が、ジャズの音色?笑
その音色の違いも楽しみながら、ジャズ・クラシック、どちらも楽しんでいきたいですね。