成功ってなんだろう??
今日は、何をもって、レコーディングが成功したと言えるのか?
について考えます。
レコーディングの成功として、
まず思いつくのは、
・全員がミスなく、演奏できたこと
・全員の音量のバランスなど、
MIX作業もうまくできたこと
でしょうか。
ミスなく演奏するというのは、タイミング、音色、全てにおいて、ミスがないということです。これは、演奏家として永遠に追求する問題なので、今回は、割愛します。
全員の音量のバランスなどのMIX作業に関しては、MIX作業の時間にプロのエンジニアさんと意見を重ねられれば、納得のいく結果が出せると思います。
ミス・音量のバランス以外で、成功の要因とは?
さらに、レコーディングが成功した!とするには、どんな要因があるかというと・・・・
メンバー同士の結束が高まったか?
好きな音楽・好きな音色など、
目指す音楽の方向性を話し合えたか?
そんな、時間を共有できたかどうかがレコーディングの成功に関わるのではないかな?と思います。
レコーディングの日は、メンバーそれぞれが、「一番最高だ!」と思う音色・演奏スタイルで集まります。
そんな、贅沢な時間のなかで、この曲は、こんな音色でいきたい!とか、パラパラたくさん音を入れる演奏スタイルでいきたい!とか・・・・
そんなことを、じっくり話し合える関係を作れるかどうか。
言い合える雰囲気を作れるか。
さらには、ドラムがその音色で来るなら、それを生かしてベースは、こうしようか。
という、相手を尊重しながら自分を出せるか。
「良い関係・良い雰囲気・臨機応変な対応」が、
レコーディングが成功したと、言える要因
なのではないかな、と思います。
真剣に音楽のことを考える時間
実は、日々のライブでは、あまり、音色やリズム感などの、深いところまでは、意見を共有することができないのです。
その当日に持ってきている楽器によって、すでに音色は決まっているし、そもそも、そんなことを話し合うより前に、演奏曲の雰囲気を決めなくてはいけません。
同じ音楽を演奏するもの同士が、真剣に音楽について考えられる。
そんな贅沢な時間が、”レコーディング”なんですね。
いかがでしょうか?
レコーディングしてみたくなりませんか?
そして、こんな贅沢な時間を共有した我々のCD聴いてみたくないですか???笑
Newアルバムの完成は、2018年4月を予定しています。
メンバー
マックギルバート(Vo.)
根木マリサ(Pf.)
玉木英和(Bass.)
高崎洋平(Dr.)