ピアノで指を早く動かすには?速い曲も弾けるようになる練習方法とは?

目次

ピアノのお悩み相談

小学校3年生の女の子から質問いただきました。
生徒:「せんせ〜!ここ、速く弾けないんだけど〜!」

 

私の回答。
私:「練習が足りないんじゃない?・・・笑」

 

小学校3年生の女の子
生徒:「・・・・。泣」

 

私の回答。
私:「ごめんね。一緒に考えてみよう。笑」

 

楽譜通りに弾いてる?

そもそも楽譜通りに、ピアノを弾いているのかな?

 

音の確認

シャープ、フラット、ナチュラル。本当に合ってる??!
リズム、本当に合ってる???

実際にあった話・・・・
速く弾けない!と悩んでいた場所が、実は、速く弾かなくていい場所だった!?

ゆっくり弾いていいんだよ〜という速度表示記号(rit)書いてないですか???

チェックを忘れずに。

 

指番号の確認

音符の上に書いてある、数字=指の使用番号あってる??
速い音符の場所が弾けない!!!と、言う場合、
だいたい、弾く指が違うんです。

指番号で、弾ける場合もある!!!

 

小学校3年生の女の子
生徒:「あ・・・。指番号違いました・・・。焦」

 

練習するよ〜

メトロノームを用意

メトロノームとは、一定の間隔で「カチッ」という音を刻み、
楽器を練習する際にテンポを合わせるために使う音楽用の機械のことです。

 

オススメ、メトロノーム

メトロノームには、ゼンマイ式と、電池式があります。
最近では、携帯のアプリケーションにメトロノームがあるので、
アプリで持ってもいいかもしれません。

私のオススメは、こちら。

KORGから発売されている、Humidi-Beat

全長:9センチの、コンパクトサイズ。

このような、機械・アプリケーションのメトロノームのいいところは、
テンポを、1刻みで変えられるところです。
写真は、「テンポ97」を表示していますが、
矢印のマークを押すと、「テンポ98」を表示することができます。

ゼンマイ式のメトロームは、1刻みで変えられないので、ちょっと不便なことがあります。

 

コツコツ着実に

まずは、弾けるテンポで

まずは、すご〜〜〜〜〜〜〜く、ゆっくり弾いてみよう。

メトロノーム、40ぐらいなら弾けるかな?

小学校3年生の女の子
生徒:「弾けました!・・・ってか、遅すぎるよ」

私:「大丈夫!」

 

40のテンポで、演奏してみる。→できた!!
次は、41のテンポで演奏してみる・・・・・。

この繰り返しです。

1日、10目盛ずつぐらいあげていくと、徐々に、指が速さに慣れていきます。

 

ズルは、ダメ。”急がば回れ”なのです。

私:「ゆ〜〜っくり弾けたからって、いきなり速くしないでね!?」

小学校3年生の女の子
生徒:「ギクッ・・・汗」

 

多くの場合、ゆっくり弾けたからと言って、すぐに速く弾こうとして、失敗するんです。
必ず、徐々に、速くしてください!!!!

 

コツコツ、着実にできるようにしていくことをオススメします。

 

注:  実際は、指の位置や手の角度などを直してからでないと、本当に、速くは弾けません。
これに関しては、別の機会にご紹介したいと思います。

 

まとめ

早く指を動かすためには、まず、指番号の確認。
そして、指をスピードに慣らせる練習が必要。
必ず、ゆっくりから練習していき、徐々に速くしていくと
見違えるほどに、速く指が動くようになると思います。

 

試してみてね。

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