さて、30日間で、JAZZスタンダードナンバーを
アドリブできるようになろう!というこの企画。
今日は、初めてのデビュー曲「Bags Groove」について、
弾き方を考えていきたいと思います。
このブログを読まれている方は、きっと、クラシック音楽をちょこっとやったよ。
とか、昔、ピアノをちょこっと習いました〜
なんていう方が多いかな〜?と思っています。
なので、楽譜通りに弾くのはできちゃうよ〜
という方が多いかな〜???と、思っています。
初心者さんは、楽譜通りから
ということで、今日もこちらの楽譜です。
「はじめてのジャズ・ピアノ・トリオ」
この楽譜の1番最初に、「Bags Groove」という曲が収録されています。
このページは、この曲のテーマの部分です。
ジャズは、テーマを弾いて、そのあとアドリブが始まります。
ここでよく、生徒さんから、いただく質問をご紹介します。
Q.テーマってなんですか?????
はい。究極の質問ですね・・・。笑
テーマというのは、作曲者が作った、その曲のメロディーの部分です。
いろいろ突っ込まれそうな回答の仕方かな・・・。例えば、「カエルの歌」
かえるのうたが〜きこえてくるよ〜くわっくわっくわっくわっ、
ケロケロケロケロ、くわっくわっくわっ。ここまでで曲のメロディーは終わりですよね。
これが、テーマです。テーマとは、曲、そのもののことなんですね。
Q.アドリブってなんですか?
はい。これも、なんで英語なの??!と言いたくなる単語です。
つまり、即興演奏のことです。
ジャズでは、テーマのあとに、楽器プレイヤーそれぞれが、アドリブを行います。そこが、見どころ・聞きどころですよね。
はい。まずは、こんな感じかな。
今回の、楽譜の1ページ目には、「Bags Groove」のテーマが書かれているんです。
テーマを、楽譜通りに、弾いてみてください。
どぉですか??
サウンドとしては、結構、JAZZになると思うのですが・・・。
JAZZの八分音符は、三連符で弾く!
では、続いて、JAZZの楽譜を弾く時の注意点です。
JAZZの楽譜は、八分音符で多くの音符が書かれています。
ファ、ドー「シラ」、シー「ラファ」ラー「ファミ」
という、「Bags Groove」の初めのメロディーも、
「シラ」と、「ラファ」と、「ファミ」は、八分音符ですよね。
でも実際は、この八部音符、3連符でとって弾きます。
私が、先輩から教えていただいた方法は、
「タカダ」と、歌って、「タ」と、「ダ」に、音を入れて、
弾いてみると、JAZZっぽく聞こえるよという、
アドバイスでした。
これは、結構うまくいきます。
「タカダ」さん、ごめんなさい。
これは、すべての8部音符に共通する弾き方なので、
このような、8部休符と、8分音符の組みわせの時も、
「タカダ」の「タカ」をお休み。「ダ」に、音符を演奏するようにします。
このタイプも同じです。
まずは、楽譜通りに弾くといっても、
8分音符の弾き方に注意して、演奏してみてください。
もっとJAZZっぽく聞こえるはずです。