クラシックの楽譜を無料で手に入れる方法。ピアノの練習に最適?

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弾いてみたいけど、どれくらい難しいかわからない・・・。

60代男性の生徒さんより、ご質問いただきました。
生徒:「先生、バッハのゴルトひいてベルグ変奏曲を
弾いてみたいです」

 

私:「え・・・・。難しいですよ・・・やりますか?」

 

60代男性の生徒さん
生徒:「とりあえず、楽譜見てみたいです。持ってますか?」

 

私:「ふむ・・・。持ってますが、バッハなら、無料で楽譜を手に入れられると思いますよ。」

 

60代男性の生徒さん
生徒:「は・・・・・?!(アヤシイなぁ〜・・・。)」

 

すべての迷えるピアニストのためのサイトが、IMSLP

正式名称は、International Music Score Library Project。

このサイト、
無料でクラシックの楽譜がダウンロードできるんです!!!!!

 

なんで無料なの?大丈夫?

生徒:「無料ダウンロードって、大丈夫なんですか?」

私:「バッハなら大丈夫だと思いますよ〜」

無料ダウンロードというと、気になるのは、著作権。
「無料=違法」という感じ、しますよね。

IMSLPでは、

著作権の保護期間が過ぎた作品を掲載してくれています。

 

 

著作権の保護期間

著作権というのは、保護期間があり、その期間を過ぎた場合は、自由に利用できるもの。
つまり、”人類の遺産”、”パブリックドメイン”となるわけなのです。

日本では、JASRACのホームページにて、説明がされています。
著作権保護期間は、著作者が亡くなってから、50年までです。

つまり、50年以上前に死亡してしまった作曲家の楽譜は、
合法的に無料ダウンロードできます!

*作品によります。
*IMSLPは、カナダの著作権法をもって、運営されています。著作権保護期間は、国によって異なります!!!

 

 

私:「バッハが亡くなったのは1750年。
今から50年以上前ですね。」

 

 

IMSLPで楽譜をダウンロードする方法

IMSLPは、誰でも無料で利用することができます。
会員登録はしなくても、利用可能です!!!

ありがとう!!本当に感謝!!!

まずは、IMSLPに行きます

IMSLPのサイトはこちら。

 

検索欄に、探している曲のタイトルを入れる

私:「今回は、ゴルトベルグ変奏曲と、入力します。
が、ここで注意!!!
曲名は、原題で入れないと見つからないことが多いです!」

 

生徒:「原題ってなんですか?」

 

私:「作曲自身が、つけたタイトルのことですね。バッハなら、日本語ではなく、ドイツ語でタイトルをつけているはずです。笑」

 

生徒:「なるほど。でも、ドイツ語のスペルわかりません!」

 

 

私:「大丈夫です!困ったときは、Wikipediaです。」

 

はい。こちらが、Goldberg-Variationenという、ゴルトベルグ変奏曲の原題をいれた状態です。

 

オレンジの、虫眼鏡マークをクリック!

 

すると、こんな感じになります。

 

作曲家も、バッハ(Bach,Johann Sebastian)と、なっていますので、
一番上の項目を、クリック!

 

楽譜を選ぶ

すると、こんな感じのページに行きます。

生徒:「先生!楽譜がありそうです!!!
でも、どれを選んだらいいですか?」

私:「目玉マークのViewを押して、
一番見やすそうな楽譜を選びましょう。」

 

Viewボタンを押すと、こんな感じで、楽譜をチラ見することができます。

 

ダウンロードをする!

気に入った楽譜があったら、画面左上にある、矢印のマーク「⇩」から、ダウンロードします。

あとは、PCに保存されるので、プリントアウトするなり、iPadで使うなりご自由にどうぞ!!

 

注意

IMSLPの楽譜には、指番号が記載されていないものが多いです。
また、楽譜は日々、研究者によって新しく改訂されており、
今、出版されている楽譜と音が違う場所もあったりします。

あくまでも、”楽譜の確認”という程度でお使いください。

 

 

まとめ

生徒:「すごいですね!これでちょっと、
楽譜を確認してみたいと思います!」

私:「うん・・・・。頑張ってね・・・・。」
(難しい上に、長い曲なんだよね。印刷大変だろうなぁ。)

 

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